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情報とノウハウ

コンサルティングファームで一番重要なのはものの考え方のアプローチだと思っている。
その考え方のアプローチを経て出来たものは、基本的にその仕事を出していただいたクライアントのものであるのが基本。その中で、我々のほうで再利用が出来るものであれば、別のお客様にも再利用していくというのも、どんなファームで行われていること。

で、ポイントはここから。
特に自治体においてなんだけど、たとえば調達のやり方とか、共通的に必要な機能とかは、自治体においてあんまり差がなかったりするので、そんなところは、ノウハウでなく単なる情報とすべきでないかと、僕は思っている。
誰でも同じような結論になることはさっさと共有化して、みんなで使い回して、その上で、本当のノウハウ勝負(最初に書いた「考え方のアプローチの違い」での勝負)をするのが、コンサルタントたるものの矜持ではないだろうか?

そういった共有化できるモノを作っていくことで、さらに新しいアイデアを足していくこともできるよね。(そこら辺は別途活動しているRuby Biz Commonsとも全く一緒の考えだったりする)
こういったコミュニティを核としたビジネスが、これからの本当にCoolなビジネスではないだろうかね。

その意味では、僕が自治体さん向けのコンサルティングサービスをしているのは、極端な話をすると、自治体さん向けのITビジネス全体を縮小させようという意図もあったりする。少なくとも繰り返しで、どの自治体さんでも同様の結果になりそうなところは、特にそうしたいと考えている。そうやって社会コストを下げていくことが、こういった活動を通じて出来ていくと信じている。
で、新しい領域のビジネスを、自治体のIT分野でも作っていく(自治体のITビジネスにおけるブルーオーシャンだね)ために、地場のIT企業も含めた様々な企業が参画できるような世界を作っていきたい。

そんな活動の一環が、以下のホームページだったりする。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/wbase.nsf/doc/it-project_kyoutu?OpenDocument
これは、前の会社の時の成果物なんだけど、
①自治体に必要な最小限度の共通的機能をまとめたシステムそのもの
②①の利用方法を開発者向けに説明した開発ガイドライン
③システム企画から運用までにすべき事柄とそのチェックポイントをまとめた標準集
の三種類が誰でも入手できる形で並んでいる。
特に③は自治体さんだけでなく利用可能ということで結構好評をいただいているようです。
是非アクセスしてみてくださいませ。

===単なる情報をノウハウといって高く売りつける風潮へのアンチテーゼも込めて===

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