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自治体のIT化についてのお話

昨日は久しぶりに、鳩ヶ谷市の望月さん、マクドナルドの溝江さんと情報交換。
話題はやっぱり自治体のIT化(って、溝江さん、マクドナルドの話は?(笑))

最近SOAとかSaaSの話が出てきて、自治体も、自分で常にIT調達をして、自製をするのでなくて、サービスを買うのが、コスト削減に効果があるのではないか、という話が出てきているんだよね。これ自体は全く正しい話なんだけど、最近ある自治体さんで、今後のIT調達のやり方、みたいなブレーンストーミングをしたときに、ある方が「コスト削減が主目的ならば、自治体がうけたい全てのITサービスを、一社に頼んで、サービスを買う形にすることも一つの手段なのではないか」という話をしてね、という話で、3人で盛り上がったんだ。

その方は勿論ブレーンストーミングというのをふまえて、議論の幅を広げるために発言してくださったんだけど、その手段が一番安いよね!って感じの話に自治体さんはなりがちだし、そうなるのはとても危険だよねぇ、という話になったんだ。結局、自治体のIT調達が高止まりしたのは、自分たちのITガバナンスが利かなくなったことが原因で、なぜ利かなくなったかというと、仕様の決定権や、調達の自由を、自治体でなく、ベンダーさんに委ねるような形になったのが、原因だってわかっているのに、なんで、そういった議論が出てくるのかねぇって。
そんな手段で調達したら、またいつもの大手の方「だけ」が調達に参加してきて、その後の機能拡張をする際には、その大手の方「だけ」にしか相談できなくなる、そうなると、自治体主導では出来なくなってしまうっていう基本的なことが、何故いつもすっとんでしまうのか?(誤解無いように申し添えますと(この話すると、どうにも極端に話を振りたがるヒトがいるんで(苦笑)、大手さんが悪いわけでは全然ないのですよ。「だけ」ってなるのがいけないってことです。)

せっかく、溝江さんや望月さんが、ITガバナンスを自治体に確保する方法として、画期的な方法を編み出してくれたのに、その成果を利用しないなんて、どういうことなんだろうねぇ、って。まぁ、情報交換っていいながら、雑談混じりの話だったんで、以降はぐだぐだになっちゃんたんだけどね(笑)。

いずれにしても、自治体のITの世界だけが、どうにも、通常のITの世界の常識が通じないのは何でだろうねぇ、って、つくづく思った次第。自治体の世界こそが、通常のITの世界の常識を素直に取り入れれば、ホントにすばらしい効果がでる世界なのにね(望月さんが身を以て証明した鳩ヶ谷市さんみたいに)。

僕自身は、普通のITの世界での常識をこれからも、自治体さんに適用しやすいような形に消化していく作業をしていきたいと考えている。そして、普通のITビジネスに参加している技術者を、自治体のITビジネスに引っ張り込みたいと思っている。
その結果は、以前書いたように、自治体の既存ITビジネスの大幅縮小になるんだと思うんだけど、そうなったら、別のもっとITが活用できるところに、もっと楽しく技術者が参加できる世界になっていくんだと思うんだよね。
気が長い話って思っているかもしれないけど、実は、すぐそこに、その方法でやった場合の大きな結果が出るようになっているんだ。結果が出たら、また報告しますね。

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コメント

先日は、忙しいところ、ありがとうございました。同志と語るのは、楽しいですね。憂さ晴らしにもなりますし。(^^ゞ

公務員は、休まず遅れず働かずを予定して就職しています。多くを期待しないでください。ご理解のほど。

投稿: 自治体職員M | 2007/08/16 17:04

いえいえ、これからもバリバリと自治体さんのために働いていただきますとも!期待してますよぉ!!

投稿: 杉山(Flight) | 2007/08/17 23:10

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