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RBC設立総会を振り返って

さて、設立総会の熱もやっと微熱くらいには戻ってきたので、自分なりに感じた話をしてみよう。

あの設立総会で、僕が感じたKeywordは3つ。

  1. スピード
  2. フラット化
  3. 現場力 だ

  1. スピード
    この設立総会を実現するまでの時間は、地ならしの期間をのぞくと、実質二ヶ月だった。このスピード感を東京でだせると思う?
    今のクライアントのニーズに応えるためには、永遠のβ版という話で象徴されるような、開発のスピードもさることながら、これくらいのスピード感がある決定が出来る組織であることが重要性というメッセージが、繰り返し述べられていたように感じた。
    これはそっくり個人にもいえる問題で、技術の習得、クライアントへのレスポンス、課題等の判断、全てがスピードを求められてくる時代になってくるということだ。
  2. フラット化
    クライアントが望んでいるのは、結果であり、クライアントの中にあるアイデアを早く形に出来るヒトが重要ということだ。この後、どんどん、中間搾取(いわゆる中抜き)をしているだけのような組織、ヒトは淘汰されていく時代になっていくのだろう。
    その意味では、今後下請けをしていた企業が直接クライアントに接してビジネスをしていくことが重要になってくると思う。
  3. 現場力
    スピードだけが速くても当然意味がなくて、現場が実際に変わるソリューションを提供できることが重要になってくる。そのためには現場に近いヒト、現場を変えられるヒトの時代になるのだろう。
     (コンサルタントも単に分析するだけでなく(後知恵で何が悪いかを分析すること自体は、少し訓練すれば、相当簡単にできてしまうことだし)、その分析結果で出てきた解決策を実際に実行できる力が必要とされているしね。)
     

あの場に上った講演者、パネラーがこの3つのKeywordでつながっていたのが、あの総会だったように思う。

で、こういった時代におけるコンサルタントの役割だけど、今までのコンサルテーションを望むクライアントもいるので、それはそれで大手コンサルティング会社はそれを追っかけていくんだろうね。
では、ウチのような会社はどうしていくのか?
上記の3つを自分たちで体現できるようにしていくしかないんだろうね。そして、その中で、開発メンバーとコラボレーションして、開発メンバーだけでは出せない「現場に役に立つ」アイデアや、「今までのノウハウから出せる」スピードを提供していくことが役割になるんだろうね。
圧倒的なスピードを実現するためには、昔書いた話だけど、単なる情報となってしまったコンサルテーション結果は、速やかにコモンズ化して、関わっているみんなとも共有して、さらに先をいけるようにすることがとっても重要。
で、そうやってどんどん昔はノウハウといっていたモノを晒しても、コンサルタントが重要と思ってもらえるためには、コンサルタントの「発想力」や繰り返し書いているけど「新しいことを生み出す力」をいかに持っているか、に収斂していくのだろう。これの習得に特効薬はなく、所謂「汗をかいた」分だけが血となり肉となって、こういった力につながっていく。
僕もこれからも「逃げないコンサルテーション」を一つ一つ積み上げていくことで、この力を磨いていきたいし、ウチの会社もさらにこういったところを強化していくようにしたいし、そんな「アイデア」や「スピード」をこのRBCにも提供できるようにしていきたい。

ウチの仙台の役員の米倉さんも、この設立総会に大いに感じるところがあったみたい。仙台の開発メンバーをこの1~2年で全員Rubyのプロにしたい、とビアバーストで宣言していた。そういったスピード感がウチの会社にあるのがうれしい。近い将来、これも以前書いたとおりの、東京完全スルーな開発が出来るようになりそうですね、米倉さん!お互いがんばりましょう!!

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コメント

杉山さん、おはようございます。
自分の名前が出ていると嬉しいものですね、コメントさせていただきます(笑)

思考が途切れずにプログラミングをして楽しい言語ruby、開発スタイルも設計・製造一体型のアジャイルでスピードアップ、開発のスピード化でITベンダーの社運が決まる時代となるでしょう。
18年前、東京から仙台に居を移し地方分散開発に執念を注いできました。汎用機全盛時代9800bpsの専用線を敷き、(おまけに汎用プリンターを設置していただく企業もありました)首都圏大手金融機関の開発を仙台で行うが、バブル崩壊でトーンダウン。
10年以上前イントラネットと言われ始めたwebシステムに逸早く体制作りを行い、2000年前後には首都圏からのjava分散開発で売上の8割をまかなう時代もありました・・・これから大々的に地方分散開発の時代が来ると思いきや、開発スタイルが思いっきりウォーターホール型でコーディング・テストがなんと中国へ出すと言う非効率開発が日本大手ITベンダー中心に主流となり悔しい思いを続けております。
そこでrubyの出現です。本来プログラミングは知的かつ楽しい仕事のはず、rubyが中国へのコーディング・テスト作業を日本の地方にプログラミングと言う姿で呼び返す。
アジャイル開発に最適な言語のようですし、さらに技術者が楽しい言語と言うのがシビレますね(最首さん風)笑。。。
スケイラビリティ等の課題もあるようですが、先行・先行が流れを作ります。
久しぶりにワクワクする言語が出てまいりました。がんばりましょうね。

投稿: yonekura | 2007/08/11 11:10

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