地方自治体

OSACフレームワークお披露目しました

随分前の話になって恐縮だけど、2月最後の金曜日(2/29)に、「OSAC」と「電子自治体アプリケーションシェア推進協議会」との合同研究会があった。その中で以前から何回か書いているOSACフレームワークとOSACテンプレートのお披露目会をした。

今回の合同研究会には、いろいろな地域から地場のIT企業の皆さんが来てくれたのが嬉しかったなぁ。このフレームワークとテンプレートは、もちろん自治体さん向け、というのもあるのだけど、地場のIT企業の方に、自分たちのアプリケーションを、環境等を気にせずに、自由に作ってもらう、自分たちの地域の自治体のIT化計画を、自ら立案できるようになってもらう、という目的もあるからね。本格的なリリースは年度明けになると思うけど、是非使ってもらいたいな、って思っている。

お披露目会は、野村総研の寺田さんと、TDCに引き続きひがさん、それと僕の3人のリレー形式で話をさせてもらった。寺田さんからは、わかりやすく、このフレームワークの基盤となっているOpenstandiaの特長と、オープンソースの有用性、不安点の解消といった話をしてもらった。すでにオープンソースを利用している企業は75%を超えているんだよね。つい最近では、自治体でも島根県さんがRubyで作ったオープンソースのCMSを公開していたりしたっけ。そうそう、このフレームワーク自身も、すでにIPAの実証事業で上越市さんで、実証実験ベースでは動作しているんだよね。自治体さんや地場のIT企業さんが、この話を聞いて、オープンソースの有用性を理解して、様々な分野で利用してくれるといいな、と思う。

ひがさんからは、Seasar2を利用した動く仕様書の話を。自治体さんに向けて、これだけ本格的に、開発側の話をするのは珍しいことだと思うんだけど、自治体さんに是非聞いて欲しかったので、ひがさんにも連続で大変もうしわけなかったのだけど、登壇いただいた。自治体さんのシステムのアーキテクチャや技術ってさ、まだまだ古いのが多くて、それ自身はいろいろな制約があってそのようになっているってとこもあるから、良い悪いって話ではないんだけどさ、少なくともユーザーである自治体さんに優しい新しい技術が、次々と実用化されている、ってことを、自治体の方に理解してほしかったんだよね。
その後の懇親会での話しからすると、おおむね好評だったみたいで、よかった。これからも、こういった開発側の視点ってのをOSACを通じて、自治体さんに話すというのは、結構面白いかもな。

僕からのテンプレートの話も興味深く聞いてもらって、その後の懇親会でも何人もの方から、いろいろ質問やら激励をいただいた。
日経BPの高橋さんも駆けつけてくれて、早速記事にしてくれた。ありがたいことです。

OSACの活動も軌道に乗ってきた感じだな。これを来年度、確実に進めていって、自治体さんにとって有用なものを提供しつづけられるようにしようと思う。

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新ふくおかIT戦略とDo Tank構想

ウチの会社、福岡県さんが検討している「新ふくおかIT戦略」っていうものに、事務局として参加しているんだ。3月末にリリースするので、かなり大詰めになってきているんだけど、今日はちょっとその話をしてみようかな。
今回の戦略を創るにあたってさ、戦略の「視点」っていうのを何にしようか、って話を福岡県さんと結構したんだよね。福岡(あるいは九州)って地域で盛り上がりつつあるITコミュニティの動きって、とっても大事なんじゃないかって話になってさ、これを何とか視点に組み入れたいねって。

で、出てきた視点が「共創する戦略」「創造的な戦略」「成長しつづける戦略」って3つの視点。「創造的な戦略」ってのは「革新する戦略」って読み替えてもいいんだけどさ、要するに、Global化した今の社会で戦略をうちだつためにはさ、Innovativeな戦略でないとだめでさ、そうなると、たとえば自治体なら自治体だけで考えても頭打ちだからさ、所謂コミュニティを含めた様々な異能集団とコラボレーションしていくことが必要で、さらに、どんどん世界はかわっていく(前に書いた、昔の延長線上に未来は無いって話とつながる話だね)んだから、常に戦略をブラッシュアップさせてなきゃいけない、ってそんな感じ。これって、RBCや、FWW,、それにAIPコミュニティっていった、福岡のコミュニティの動きそのものとリンクしててさ、とてもCoolだなぁ、と思っている。

で、そんな戦略の一つの目玉となりそうなのが、「ふくおかDO Tank構想(仮称)」って奴。昨日、ヌーラボの橋本さんのブログで、その実装案が紹介されてるんだけど、要するに、福岡の異能なみなさんが腕をふるって、それを日本全体へ発信する場を提供しようって構想だ。コミュニティをやって、つくづく思うんだけど、福岡って(別に福岡に限らず地方ってって言い換えてもいいと思うけど)、当たり前だけど、みんなキチンとビジネスやっててさ、技術もあるエンジニアもたくさいんいるんだよね。その発信の仕方や横のつながりの広がりを、一緒にサポートできる仕組みがあればさ、それだけで結構なことが出来るんだろうな、って思っている。このDo Tank構想が、そういった仕組みになったら、最高だね。

そういえば、先週さ、経済産業省の方が福岡県庁さんを訪れて、「麻生知事から聞いたんだけど、RBCとか、福岡のコミュニティがスゴイらしいですね。地域活性化の参考にしたいので、話を聞かせてください」って。福岡県さんや、AIPコミュニティの上野さんや岡部さん、ウチの庄司さんらと混じって、僕もRBCやFWW,AIPコミュニティでやっていることや、これから考えていることを、DO Tank構想や、天神・大名WiFi化PRJの話なんかも交えて、ダァッと話した。
で、来てくださった方が最後におっしゃったのが、「今日はRBCや福岡のコミュニティを理解するためにここに来ました。でも、さっぱりわかりませんでした。」って(笑)!何だろうって思うでしょ?
でも、この先があってさ、「そのカオスなところが、これらの活動のいいところだと思いました。一つの言葉で定義できない活動をしているから、面白いことができているんでしょうね」ってさ。くぅ!わかってるなぁ!!センスいいなぁ。そうなんだよね、いろんなヒトがいて、いろんなことを考えるからコミュニティ。上も下も無ければ、会社の肩書きも関係なし。そんないろんなヒトのセンスを受けとめる大きな器となるような活動を、これからもコミュニティという中で出来るように、支援出来れば、と思う。

前のブログでも書いたけどさ、僕は、地方でコミュニティをやるってことの矜恃は、そこにいるみんなのRealを知って、そこにいるみんなが主役になれることをサポートすることだって思っているから、今後も、ここにすんでいるみんなのやりたいことをキチンとおさえて、みんなが楽しめるようなことをやっていきたいなって思っている。
このときに、間違えちゃぁいけないのは、これも一つの考え方にすぎないってこと。(何するにしても、その地域の、そこにいるヒトのRealを知るっていうのは、一般常識だと思うけどさ)コミュニティなんだからさ、いろんなヒトのいろんな考えがあっていいんだと思う。まぁ、コミュニティやるコツは、その中で、僕が私が正しいって、言いつのらんことだろうね。(それは会社でやればいいこと)公序良俗や一般常識に反しない限り、どっちも正しい、それが正解だろうな。そうやってカオスなまま進めたほうが、もっともっと楽しいことが出来る気がしている。そもそもコミュニティなんて、強制されてやるもんじゃないんだし、見返りなんて期待するもんじゃない(この話(見返りうんぬん)は、もう少し踏み込んで正確に伝えた方がいいとは思うんけど、長くなっちゃので、また別の機会にしよう)んだから、楽しくなきゃやってらんないじゃん?

経産省の方からは、「福岡県さんも大変でしょうけど、これをサポートしていってください。経産省も協力を惜しみません」って言葉をいただいたから、これからも色々情報交換しながら、この動きのサポートなんかをしてもらえたらいいなと思っている。「麻生知事が理解を持って宣伝しているというのも、この動きのいいところですね」って彼言ってたけど、ホントだよな。知事がこういった動きを理解して、いろんなところで宣伝してくれているのは、この活動にとてもいい後押しになってくれていると、折々で感じている。

実際にこのDoタンク構想を実現するにはさ、いろんな手続き的な整備も必要だし、Realにここで出た知財を管理する団体とかも必要になってくる。これらをどうするかってのは、これからの話だけどさ、今の勢いを止めることなく、進めていけば、その先に誰も見たことがない、面白いモノがまっている、そんな気がしてる。

あ、そうそう!こんな動きのさ、一旦の集大成が、こないだのブログの最後に書いた「秋にやるイベント」って奴になると思う。思いっきり、ばからしく、でも思いっきりCoolなイベントにしようと、福岡・長崎のコミュニティ仲間と企画中。日本中のみんなが、このイベントに来ないとまずいぜ!って思えるようなイベントにしようって盛り上がっている。是非、楽しみにしててくださいませ!!

まずは、福岡・九州の皆さんと、そんな諸々の話を共有して、今後の秋口のイベントまでのPlanをたてるために、2/16 14時から、AIPにて打ち合わせ予定です。お時間合う方は是非ご参集ください。(参加希望の方は、FWW,AIPコミュ、RBCのメーリングリストにそれぞれ参加表明をお願いします。どちらにも入っていないという方は、このコメントへ参加表明をどうぞ!)

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ようこそ福岡へ!

ちょっと遅くなっちゃったけど、報告を。
以前僕のブログにも登場してもらった、鳩ヶ谷市の望月さんだけど、11月8日から、福岡県 高度情報政策課の情報企画監として、福岡にやってきました。

昨日、そのブログでも登場している、マクドナルドの溝江さん(元福岡県 行動情報政策課 情報企画監、つまり望月さんの前任なんだよね。)と呑んだんだけど、そこでもこの話になって、とっても盛り上がった。とある方が、望月さんが福岡へ赴任される際に、「望月さんは市町村のみんなにとっての勇気だと思う。望月さんの背中を全国の市町村が見ている。みんな応援してるからがんばってください」っておっしゃってくれたって話をしててさ、なんかわかるよなぁ、って思ったんだよね。

望月さんがいた鳩ヶ谷市ってとこってさ、人口も5万人強、職員さんも500人前後の小さな自治体なんだけどさ、やっていることは凄く先進的でね。これも前に書いた戦略研フレームワークの前身となっている福岡県電子自治体共通化技術標準の本質を、市町村の皆さんがまだ見定めている状態の時に、一人その価値を理解して、さっと利用して、「鳩ヶ谷基盤」ってみんなが言っている、市町村さんにとって、凄く使いやすい共通基盤をつくっちゃってさ。(勿論これは、RKKコンピューターサービスさんの確かな技術のサポートがあったからというのもあるけどね。)
僕は、鳩ヶ谷基盤の仕様書作成の時からのおつきあいなんだけど、今でも、最初にあったときの衝撃は忘れないなぁ。こんなに革新的で熱いヒトが、こんな小さな(失礼!)自治体にもいるんだなぁって。で、それからは、この人の実現したいことを実現したいって思って、昨年度は、とうとう一緒に実証実験までさせてもらっている(この総合窓口の話も、話すとながいから、また別の機会に説明は譲るけど、ホント望月さんらしい、凄い構想なんだよね。)
今でこそ、自治体の誰もが共通基盤って話を口にして、総務省さんも、自ら「地域情報プラットフォーム」って国と地方そして、民間企業を結ぶ基盤を作ろうとしてるけどさ、望月さんが採用しようとしたときって、自治体の皆さんも、ベンダーの方々も、殆どの皆さんが、こんな話は理想論で、実現なんか出来ない、お金ばっかりかかるなんて話をしててね。そんな中一人敢然と、その常識に立ち向かって、サクッと、それこそサクッとさ、鳩ヶ谷のシステムを、共通基盤を中心としたシステムに作り替えてね。格好いいよな、そういうのって。誰もが出来るモノではないよな。だから、その自治体のヒトも、そんなヒトが鳩ヶ谷基盤のオリジナルを作った福岡県にいくことを、「市町村にとっての勇気」って表現したんだろうな。

そんな望月さんの早速の大仕事が、新ふくおかIT戦略の策定になりそうだ。
僕も事務局として参加させてもらってるんだけど、AIPコミュニティ会長の岡部さんとか、RBCの最首さんとかにも委員になってもらって、コミュニティに参加してたり、福岡に住んでいる皆さん、働いている皆さん、そこで事業を営んでいる会社の方々と「共創」できて、「自律的に発展できて」そして「革新的な」戦略を作ろうとしてる。
望月さんの戦略眼も活かした、今までとはひと味違う戦略を作れるよう、僕も全力を尽くすつもり。

溝江さんとはさ、こんな大事な事件を記事にしない九州の新聞はなっとらん!な~んて、酔っぱらった勢いで、話してたけどさ、ホント、福岡に、九州にとって、凄い事件だと思う。こんな素敵な事件を、福岡に、九州にもっともっと波及できるよう、僕もがんばっていきたいな。

ということで、望月さん!ようこそ福岡へ!!よろしくお願いいたします。

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イノベーション“さが”

これももうずいぶん前に記事になったので、知っている人も多いと思うけど、ウチの会社とRBCで共同で、「イノベーション“さが”」っていうプロジェクトに応募して、採択されたんだ。
「無線技術を活用したユビキタス・ブロードバンド環境の構築」ってテーマで、FONを使ったアプリケーションを作って、実証実験をしようという話なんだよね。

結構佐賀の方とも電話でやりとりして、大体具体的に何をやるかがきまってきたんで、昨日、ウチの福岡営業所でKick Offをした。
せっかくRBCとコラボしてやるんだったら、前のブログでも書いた、福岡のコミュニティで知り合った仲間と仕事をしたいなということで、プロデューサーにメトラトンの松前君、デザイナにCGFM金内さん、制作をヌーラボはしもとさんとこ、って布陣でやることにした。
(え?僕の役割?・・・う~ん顧問・・・みたいな?(笑)ま、いつものようにコンサルですね)

金内さんが作ってくれた手作り(!)のシュークリーム(美味しかったぁ)を食べながら優雅に(?)打ち合わせして、(まぁ、打ち合わせなんて飲むための口実でさ)その後みんなでKick Off飲み会へ!!

そのときにはしもとさんとしみじみ話したんだけどさ、福岡でこうやって、コミュニティ起点の仕事が出来て、ホント良かったなって。この仕事自体は、実は佐賀県さんからお金がでるわけでもなくて(共同研究って位置づけなんだよね)、だから規模も小さいもんなんだけどさ、以前からこのブログでも書いているけどさ、九州の仕事を九州で受けるっていうのがすごい重要だと思ってるんだよね。
コミュニティ起点でさ、そういったモノが出来るってことを、きっちり証明したいねって、呑み会に出たみんなで盛り上がった。

実はまだかけないんだけど、このプロジェクト、いろいろビックリを企画したいと思っている。全部が実現したら、凄いことになるんだけど・・・何かは内緒ね。

最首さんのブログとか、RBCの最近の動きとか見ると、答えはよーいに予想できるんだけど・・・
いや、やっぱ内緒(笑)
乞うご期待ってことで。

いっちょやりましょう!!>松前くん、金内さん&はしもとさん&ヌーラボのみなさん そして、フライトのみんな

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福岡のコミュニティ

って、ホントたくさんあってさ、それぞれが、結構活発に活動してるんだよね。

先週は福岡で働くWebの人々(FWW)ってところが、「PiF & FWD 合同勉強会」ってのをやってたんで、見てきたんだ。このブログに今あげている僕のイラストを描いてくれている金内さんが、「ベジエ曲線を克服する」って講義をしててさ、こりゃ見るしかない!ってね。
のべ70人以上の方が来場してくれたって、後からきいた。

金内さん、すんごい緊張してたんだけどさ、その後の打ち上げの呑み会では、ものすごく良い笑顔をしてた。いいよなぁ、こんな風に、福岡にいるヒトたちが、自主的にそこにいるヒトたちのために、いろいろやってるのって。

3年くらい前かなぁ、福岡CSKの岡部さんとか、その当時オラクルの西部支社長だった江口さんとか、福岡県の情報企画監だった溝江さんと、AIPコミュニティって、地元のIT人材のためのコミュニティを作ろうって、ことになってさ。そのときに考えてたのって、地元のヒトたちのやりたいことをやってもらうためには、どんなことをすればいいか、ってことでね。
一つは人材育成のために、いろんな勉強会をやって地力をつけていこう、もう一つは、いろんなネットワークを作ってもらって、そこからビジネスにつながるような、話をしていこう、それが軌道にのったら・・・ってなことを考えてさ。

AIPコミュニティ自身は今でも続いてるんだけど、そこに参加してくれたヌーラボのはしもとさんが、自ら若手のみんなと作ったのがFWWってとこでさ。で、RBCの設立の際にはさ、AIPコミュニティのみんなが、地元福岡のために、九州のためにって、奔走してくれて、立ち上げを賑々しくできるようにしてくれて。で、こんどは、はしもとさんが、FWWのみんなにつなげてくれて、RBCに金内さんや松前さんといったデザイナのみんなが集まってくれて・・・

そんな風に、いろんなコミュニティがつながっていて、それぞれ自由に活動しながら、でも、それぞれを意識して、協力しながら活動してるのって、いいよね。だいたい、そんな風になってくると、一つにしようとか、纏めようとする動きがでてくるんだけどさ、コミュニティの本質が自律発生的なものとするならさ、そこはそこに参加しているみんなで、そこにいるみんながやりたいようにやればいいって、思うんだよね。
そんなふうに、コミュニティ同士が自由に独立して、でも、大きく見ると、福岡や九州のために考えている・・・そんなのが、自由都市福岡って感じで、やっぱ、昔からの文化ってすげ~よなぁ、って、最近思ったりしてるんだ。

ってなことを考えてたら、松前君とか金内さんとかが、コミュニティどうしの情報交換ができるような仕組みをつくりたいって、考え始めててさ。そんなのの手伝いをこれからしようかなって思っているとこ。

はしもと君とか、RBC長崎の三海さんからは、「なんだか、杉山さんってホント東京のヒトとは思えないですねぇ」って最近いわれることが増えてきてるんだけどさ、なんだろうな、福岡や九州のみんなのことを、最初にかんがえちゃうからなんだろうな。
福岡でずっと生活するヒトにとって、それがどんな意味があるのか、そんなことを考えながら、東京の(そしてGlobalな)ビジネスと折り合いつけていくのが、地方でコトを起こすときにとても大事なんだろうなって、思うんだよね。
僕は、前にもかいたけど、川崎って比較的都会で生まれて、その後、Global企業の権化みたいなコンサルティング会社にいって、Globalな視点って奴(だけだったけどさ)は持っていて、でも、福岡に来て、それだけじゃいけないって、ここにいるみんなに気がつかされて・・・
だから、僕は、そんなふうに地方でビジネスをすることの意味を気づかせてくれて、複線的な視点を持つ大事さをきづかせてくれた、みんなに恩返ししたいなって思ってるんだよね。

地方ってさ、いろんなしがらみもあってさ、それを否定することは簡単なんだけど、それじゃぁ、生きているみんながツラすぎる。でも、そのしがらみをずっと引きずるのも、何だかなぁというのもある。
福岡で、九州でコトを起こしている僕らは、そんなことをしっかり理解しながら、いろいろ動いて行かなきゃいけないんだなぁ、なんて、柄にもなく難しいことを、金内さんの笑顔をみながら、考えたりしてみた。

僕なんてさ、直接プログラミングをすることからはもう、10年以上も離れてしまってるから、現場で作ることの本質的な部分は理解できないことがあるように思う。でも、みんなが苦手な部分を手伝えることはできるんじゃないかな、ってそんな風に思いながら、コミュニティの活動に参加している。そんな複線的な目を持ちながら、いろんな風に横に広げて、これからも動いて行けたら、面白いなって思っているんだよね。

せっかくさ、福岡で、九州で、こんなにいいつながりが出来てきてるんだから、これからも、福岡らしく、九州らしく、東京のビジネスとは一線を画しながら、毅然と自由に、でも楽しく、ワイガヤでやっていこうぜ!

って、ことで、今度、ヌーラボのはしもとさんが、AIPコミュニティで、彼の福岡に対する熱い思いから出てきたビジネスである、中小企業さん向けのソリューションの説明をしてくれます。
福岡に興味をもってくれてるみなさん、是非出席してくださいませ。

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デザイン at Fukuoka

以前のブログで、デザインについての話をかいたけど、これをちゃんと学問として用意している、日本で最初の大学に今日行ってきた。場所はというと、福岡は大橋、今は九州大学になってるけど、昔は九州芸術工科大学(芸工大)といわれてたところだ。

ここでやっている「デザインストラテジー」の説明を聞いてきたのだけど、これは面白かった。地方の構造的な問題の一つは、企画力の不足なんだとおもってるんだけど、これって、なかなか地方で仕事をすると下請け仕事が多くて、鍛えられない。これを補ってあまりある内容の講義がここにはあるんだよなぁ。

こういったのがあるのが、福岡県のホントにイケテルところだと思いました。
教授は、マーケティングさえしっかりすれば、これは、大学院だけでなく、社会人にたいして、やるのが王道だという話をしていた。
いいですよ!やりましょう!マーケティング!!
どんな風にこれを宣伝していくか、はたまた、これに、福岡の皆さん、企業を巻き込んでいくか・・・くぅ!面白いなぁ。いいなぁ、福岡。

RBCでは、今イケテルRubyエンジニアを育成することを始めている。こういった動きの中で、イケテルエンジニアになったみんなが、「デザイン」というセンスを身につけたら・・・福岡・九州、無敵だね。

さぁ、やる気出てきた!やるぞぉ

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行革2.0

RBCってさ、すごい不思議な集まりなんだよね。
勿論Rubyが母体だから、Rubyをビジネスとして実際に使うIT企業がいるんだけど、それ以外にもデザイナー会社や、ウチみたいなコンサルティング会社、その上、ユーザー会社や行政、他コミュニティ・・・
みんながさ、ホントにオープンな形で議論をして、どんどん話が広がってきている。今までなら思いもよらなかったことが、想像できないようなスピード感で、どんどん実現されようしてるんだ。

で、そんなオープンマインドなコミュニティと、行政って、実はすごく相性がいいんじゃないかって、最近よく考えるんだ。

今日、ウチの会社に、某県のCIOがこられてさ、用向きはウチの会社がつきあいがある会社の紹介が主だったりしたんだけど、その中で、RBCの話も出てさ。コミュニティの可能性みたいな話に自然となって、僕のほうから、ちょっと提案してみたのが、この「行革2.0」

「行革」っていうとさ、大手のコンサルティング会社とか、行政の専門家みたいなヒトがわんさかきてさ、それなりに良いんだけど、劇的に変わらない、みたいな報告書を残してく、みたいなのが、結構あってさ。
その上、その結果とか特に過程とかは、住民に詳細は知らされないこともあって、変わることを実感できないことが多いような気がするんだよね。
(勿論全てを否定する気も、揶揄する気も、さらさらないよ。あくまでそんなこともあるよねって。)

そこで、行革2.0

要するに、行政の事務のやり方をWikiにあげて、コミュニティの力を借りて、いろんな皆さんの知恵をもらいながら、やっていくってアイデアなんだけどさ、CIO、結構乗り気になってくれた。実はこのアイデア、最近自治体の皆さんに、いろんな雑談の機会利用して話してるんだけど、とっても好評でさ。やっぱりみんな、今までのやり方や、今までのヒトのつながりのなかでは、ブレークしないって、何となく考えてるんだな。行政ってものの縛りを考えちゃう人たちでなく、普通の企業人や普通の生活者の観点で、事務のやり方を考え直したら、それこそものすごいものが出来ちゃうんじゃないかって思ってるんだよね。

かくいう僕も、今まで何年か地域ITベンダーの振興っていうのをいろいろ検討してたんだけど、RBCの活動通して、すごく考え方がブレークした口だしね。やっぱり、その道べったりなのはいけないなって、実感してるんだ。

ところで、そのCIO、「行革2.0」って商標登録してますか?なんて聞いてきたんだ。
当然してませんよ、っていったら、じゃぁ、今度ウチの自治体でその名前使わせてもらいますって!いいよね、そのフットワーク。
うん、どんどん使ってください。で、どんどん自治体よくしちゃってください。
僕もいろいろ協力しますよ!!

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自治体職員さんからの手紙

以前書いたブログについて、自治体職員さんからメールが来ました。
かなり長文だったんだけど、個人的に共感できる内容が多くて、皆さんにも是非みていただきたかったので、承諾をとって、個人情報が特定できそうなところはぼかして、このブログに掲載することにした。
是非目を通してほしい。

1社なのか、マルチベンダーなのか。結果的に1社随契でも構わないのですが、
要は、調達に対してどういう姿勢を持っているか、ということに尽きると思います。
自分たちは何をしたいのか、そのための道具としてシステムをどう使いたいのか、
そのシステムにはどういう機能が必要なのか、という論議を尽くして、その結果、
1社に任せるでもいいのです。ただ、そういった論議や求める機能の吟味をやら
ないで、ベンダーの営業の話を鵜呑みにして決めてしまうことが良くないのです。

責任持ちたくないんで、自分の意思で決めたくないんですよ。そういう仕事で
面白いんかぃ!と突っ込みたくなりますが、自治体では「やれない」「できない」
を上手に説明するやつがエラクなります。しないで済ませるのが、重要な仕事です。
いろいろ新しいことをやろうとすると「失敗したら誰が責任持つんだ」「私です」
「お前が辞めても責任は取れん」(「だったらいいじゃん。やらせてよ。自治体で
責任云々で辞めたやつは、見たことがありませんぜ」と心の中でつぶやく私)
結局は「お前が勝手にやったんで、私は懸念を示したぞ。議事録に残せ」と失敗
したときの自分の保身のための逃げ道。失敗したら大騒ぎをするくせに、うまく
いったら見て見ぬ振り。自分の手柄にされるよりましとはいえ、まぁ、これまで
よくやってきたものよと、我ながら感心感心。

こういったことは自治体の職員意識に問題があるんです。要はみんな、休まず
遅れず働かずを期待して、就職した人たちなんですよ。公務員にやる気を期待
してはいけません。時々サムライがいても、これを皆で寄って集って、出た釘を
打ち込んじゃう。みんな仲良く一緒が一番、違うことを考えているやつは異端児
なんです。そのために、何とか目立たないようにしよう、周りと同じ事をしよう、
ということばっかり気にして、声の大きいやつに従っちゃうわけです。影に廻って
不満を言ってても。なんせ自分の上司も、ちょっとしたことを決めるのにも「県下
全ての団体の状況を調べろ」なんて指示を出すんですから、部下が決められるわけ
がありません。つまんないことをさもさもノウハウみたいな顔して指示されると、
ぶっ飛ばしたくなるのは、私だけではないでしょう。オイオイ!

合併の協議のときに(結局破談になりましたけど)●市の部長が「自治体は絶対
失敗してはいけない。だから、新しいことをやってはいけない。みんながやった
後を付いて行けばいい」と言ってました。自治体間競争なんて頭の隅にもない人
でした。いまでも考えは変わってないんでしょうねぇ。もし、そういう人が上司
でいて、その考えを教え込まれていると「新しくしない」「自分は考えない」
「誰かの責任にする」となって、1社にやらせれば苦労もないじゃん。となるのも
しょうがないのかな。と思います。

自治体の担当者として「これは俺がやったんだ」と孫に話せるような仕事を一つ
ぐらい残したいものです。自分が担当した直後は、仕事に対しいろいろ疑問を
感じたり、こうやればもっと楽なのに、と思っていたのに、不承不承でも今までの
やり方でやらされているうちに、それに慣らされて、結局なんの変化も進歩もない、
という文化を変えたいものです。自分の経験からですが、夢にも出るぐらい考える
と、必ず啓示があるものです。幸運の女神の前髪を掴みましょうぞ。

どう?自治体職員さんも変わってきているなって思わない?
自治体もサービス業だって考えれば、当たり前の話だよね。
自分たちがほしいモノっていうのを明確にして(たとえば鳩ヶ谷市さんであれば、「総合窓口」で、総合窓口を作りたいから「共通基盤」だったわけだけど)、ガバナンスをきかせながら、調達をしていく、これが大事だと思う。

そんな自治体さんを応援できるような活動をこれからも続けていきたいと思っている。

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戦略研フレームワークキャラバン スタート

以前書いた戦略研フレームワークのご説明を行うキャラバンを、物産研さん、野村総研さん、ISIDさん、RKKコンピューターサービスさんらと始めた。

今日は神奈川県さんを訪問。自分の故郷にもかかわらず、仕事でお伺いしたのが、初めてで、ちょっと感慨。2時間弱の訪問だったけど、すごく好意的に受け止めてくれた。終了後、RKKの金子さん、物産研の阿部さんと反省会(と称した飲み)をしたんだけど、金子さんとしみじみ、「共通基盤やらの考えって、自治体さんに自然に受け入れてもらえるようになったねぇ」って話になったんだ。溝江さんと構想を始めてから、5年かかったわけなんだけど、あきらめずに続けて良かったねって。まぁ、言い古された言葉だけど、「継続は力なり」ってことかな。

JIPさんのセミナー用に作ったSVPが凄く好評で、やっぱりRealにその効果を映像で見せるのって、効果あるなぁ、って。今度、阿部さんが、OSACのポータルにも載せたいっていうので、喜んで出すよって話をした。

その中で、結構印象的だったのが、「こんな話は今まできいたことがなかったけど、凄く為になった。ところで、この話だけど、経営面に聡いヒトが聞いた方が、さらに素直にきけると思うよ」という言葉。確かに、この基盤の話って、突き詰めると自治体経営的な視点の話のほうが大きくなるんだよね。ITガバナンスとか地場企業振興とか・・・。つくづく、自治体さんも変わってきているなぁ、と感心した次第。

あと、やっぱり聞かれたのは「で、どこで儲かるおつもりですか」って話。模範解答としては、勿論「こういった基盤を入れていただけると、IT調達の柔軟度が高まるので、今まで参加できなかった調達にいろいろ参加できるようになるので」ってことで、勿論そういう回答もした。でも、ビジネス的に見ると理解できないかもしれないけど、本音のところは、何回か書いているけど、自治体さんのITビジネス全体を縮小させようという意図があったりする。かけないでよいところはかけないようにしてもらって、もっと地域を楽しくすること(それこそRBC的なさ)に時間と費用をかけてもらってほしい、ってことなんだよねぇ。>そうだよねぇ、金子さん! 僕らは日本を変えたいって、本気で思っているんだ。そういった心意気も伝わるといいな、って思ってる。

キャラバンはこれから2ヶ月くらいかけて、北は北海道の市町村さんから、南は九州まで続く予定。来週は高松⇒広島⇒福岡なんて殺人的なスケジュールで、回る予定。
いろんな自治体さんや、地場ITベンダーさんと意見交換ができるのが、今から楽しみなんだ。

OnTimeの意見交換の中では難しいかもしれないけど、ざっくばらんな意見交換が出来る機会があったら、RBCの話もしようと思っている。地方を変える力がRBCにはあると信じてるから、それもいろんなヒトとアイデアをふくらませるようにしたいな、と。

今までのRBCを振り返ってみると、いろんなつながりがどんどん広がってきたわけだけど、このキャラバン中にどんな思いもよらないつながりができるかと思うと、今からワクワクするな。

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自治体のIT化についてのお話

昨日は久しぶりに、鳩ヶ谷市の望月さん、マクドナルドの溝江さんと情報交換。
話題はやっぱり自治体のIT化(って、溝江さん、マクドナルドの話は?(笑))

最近SOAとかSaaSの話が出てきて、自治体も、自分で常にIT調達をして、自製をするのでなくて、サービスを買うのが、コスト削減に効果があるのではないか、という話が出てきているんだよね。これ自体は全く正しい話なんだけど、最近ある自治体さんで、今後のIT調達のやり方、みたいなブレーンストーミングをしたときに、ある方が「コスト削減が主目的ならば、自治体がうけたい全てのITサービスを、一社に頼んで、サービスを買う形にすることも一つの手段なのではないか」という話をしてね、という話で、3人で盛り上がったんだ。

その方は勿論ブレーンストーミングというのをふまえて、議論の幅を広げるために発言してくださったんだけど、その手段が一番安いよね!って感じの話に自治体さんはなりがちだし、そうなるのはとても危険だよねぇ、という話になったんだ。結局、自治体のIT調達が高止まりしたのは、自分たちのITガバナンスが利かなくなったことが原因で、なぜ利かなくなったかというと、仕様の決定権や、調達の自由を、自治体でなく、ベンダーさんに委ねるような形になったのが、原因だってわかっているのに、なんで、そういった議論が出てくるのかねぇって。
そんな手段で調達したら、またいつもの大手の方「だけ」が調達に参加してきて、その後の機能拡張をする際には、その大手の方「だけ」にしか相談できなくなる、そうなると、自治体主導では出来なくなってしまうっていう基本的なことが、何故いつもすっとんでしまうのか?(誤解無いように申し添えますと(この話すると、どうにも極端に話を振りたがるヒトがいるんで(苦笑)、大手さんが悪いわけでは全然ないのですよ。「だけ」ってなるのがいけないってことです。)

せっかく、溝江さんや望月さんが、ITガバナンスを自治体に確保する方法として、画期的な方法を編み出してくれたのに、その成果を利用しないなんて、どういうことなんだろうねぇ、って。まぁ、情報交換っていいながら、雑談混じりの話だったんで、以降はぐだぐだになっちゃんたんだけどね(笑)。

いずれにしても、自治体のITの世界だけが、どうにも、通常のITの世界の常識が通じないのは何でだろうねぇ、って、つくづく思った次第。自治体の世界こそが、通常のITの世界の常識を素直に取り入れれば、ホントにすばらしい効果がでる世界なのにね(望月さんが身を以て証明した鳩ヶ谷市さんみたいに)。

僕自身は、普通のITの世界での常識をこれからも、自治体さんに適用しやすいような形に消化していく作業をしていきたいと考えている。そして、普通のITビジネスに参加している技術者を、自治体のITビジネスに引っ張り込みたいと思っている。
その結果は、以前書いたように、自治体の既存ITビジネスの大幅縮小になるんだと思うんだけど、そうなったら、別のもっとITが活用できるところに、もっと楽しく技術者が参加できる世界になっていくんだと思うんだよね。
気が長い話って思っているかもしれないけど、実は、すぐそこに、その方法でやった場合の大きな結果が出るようになっているんだ。結果が出たら、また報告しますね。

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より以前の記事一覧